卒論を控えた大学生に需要
その名の通り、他者の論文を代わりに書くという内容です。依頼者の大部分は、卒業を控えた大学四年生でした。大学では、卒論を発表しないと単位が貰えない場合も多く、卒業には避けて通れない課題となっています。
これを煩わしく感じる学生は多いでしょう。中には、お金を払ってでも他人に任せたい者も居ます。この需要を狙った存在が論文執筆の代行者なのです。
要は、宿題代行サービスです。法には触れないものの、これも倫理的な問題が常々に追及されています。私も論文代行の経験がありますが、これまた10年前の話なのでご容赦下さい。
定期(本書は、論文代行及び宿題代行を推奨している訳では在りません)
書けるジャンルを決める
論文のテーマは、須らく人それぞれです。自分の得意分野でなければ、論文は完成しないでしょうから、需要に合わせるのではなく、飽くまでも執筆が可能なジャンルを確立させた方が良いと思います。需要を見る限り、相当にマイナーなジャンルでなければ、需要には困らないと思っています。
クラウドソーシングサイトを覗いてみると、論文執筆の代行者を探す大学生が驚く程に存在すると分かります。私が論文代行の仕事を承っていたのは、およそ10年前になりますが、サイトを軽く窺う限りでも、未だに論文執筆の代行者を求める声が多いと明らかです。
ちなみに、私の場合は、経営学・心理学・環境学等を得意としています。このジャンルは特に人気があり、困窮していた頃の私は、なりふり構わず全ての依頼者に応えました。
論文では大きい単価が見込める
その結果として多少のゆとりが出来たのは良い思い出です。論文執筆に当たり、その相場は大体が1文字5円となります。人に依りけりですけど、論文となれば、その辺の執筆案件とは一線を画す料金になるでしょう。
大抵の卒論では2万文字以上を求められる為に、一度の依頼で10万円以上の報酬が入るのも珍しく在りませんでした。10万円と言えば結構な額でしょうに、何故か大学生はお金持ちが多いようです。
高い代わりに、高度な知識が求められる
単価の高い案件である以上は、こちらにも相応の知識と表現力が要されます。
まずは、論文の構成について熟知しましょう。論文の基本的な書き方については、私が運営するサイトから確認が出来ます。興味の有る方は、是非ホームページをご確認下さい。*本書では割愛とします。
また、卒論について、学生の執筆した論文を一般に公開する学校が存在します。有名大学では、殆ど公開しているイメージです。その場合は、ホームページから学生の卒論をダウンロードが出来ると思います。
当たり前だけどオリジナリティが必要
もしも、卒論を公開するような学校の者から依頼が来れば、悩ましい所です。慣れない内は、それぞれ手掛ける論文が似たような文体になってしまい、或いは第三者に盗作を指摘される恐れが有るからです。極めて低い確率でも、ゼロでは無い以上は油断なりません。仮に盗作の疑惑が浮かべば、互いに迷惑が掛かってしまうでしょう。少なくとも、過去に書いた論文を流用する行為だけは、絶対に厳禁です。
非難を浴びれば評判が傷付き、最悪は民事的な損害を受ける可能性もゼロでは有りません。後者を回避する有効手段としては、論文の用途について依頼者からなにも聞かないというものがあります。参考程度に聞き納めください。
まとめ
・論文代行は高単価
・代行にはリスクが伴う
・リスクの回避に、依頼者から深くは聞かない
なお、執筆した論文を公開しない大学も在り、対比は半々だと思っています。
しかし、完成品の使途は依頼者に付属する為に、他の論文を流用する行為だけは絶対に止めておきましょう。万が一の可能性も有る故に、手掛ける論文は公共に出ても恥ずかしくないよう、それを前提とした方が良いと思います。
*当サイトは、論文代行、宿題代行を推奨していません。如何なるトラブルについても、本書は一切の責任を負いません。