【代行】現代版の家政婦・家事代行

家事代行の内容とは

 一人暮らしを始めた妹の、最初に務めた仕事が家事代行でした。

 占い師を引退した後の話です。家事代行とは、そのままの意味であり、炊事や清掃・ベビーシッター等の業務を熟す仕事になります。大手へと勤めていた妹は、主に清掃を担当しており、時には買い物や運転も任されていたそうです。

内容は多岐に分かれる

 相手によっては家庭教師やピアノレッスンの依頼も有り、多岐に及ぶ内容から、家事と一括りには出来ないと言います。大手の場合だと、登録の際に資格や特技、長所・短所と、プロフィールを細かく記さなければなりません。受託者の能力で、仕事内容や報酬単価が変動すると考えて良いでしょう。

家事代行の形態とは

 家事代行の形態は主に二通り存在します。企業に属する場合と、または相手と個人的に契約することで成り立ちます。報酬の程は、一般的なバイトに比べれば高い方です。時給1500円が相場であり、こちらもオプション次第では料金がグンと上がることもあります。

コスプレ必須の萌え系は高い

 妹が勤めていた企業は、可愛らしいメイド服の着用が必要な萌え系でした。

 こちらは、メイド等のコスプレを行う代わりに、一般的な家事代行よりも高い収入が見込めます。中でも妹の勤める企業は裕福層を対象としたサービスであり、受託者にはコスプレの似合う容姿の他に、家事として高い能力が求められる為に、平均時給が3500円と割高です。

 ベビーシッターや運転の代行も担当する場合は、更に高い報酬が見込めます。また、ベビーシッターを行う場合は、居宅訪問型保育基礎研修を受講する必要があるようです。

(*ベビーシッターを行う際の、法律的な資格は必要ないとのこと。特定の企業で求められる可能性があると言います。昨今では、運転代行にも二種の免許が必要な場合も多いです)

家事代行で働く為には?

 応募の方法は、企業に勤める・個人間で契約するの二通りが在ります。

 家事代行の求人なら、ネットに複数と転がっているでしょう。個人的に契約をする場合は、知人等の紹介が多いようです。並び代行とは違い、住んでいる家に受託者を招く訳ですから、SNS等で知らない人を無作為に募集する行為はオススメしません。

その後に個人契約をする者も

 家庭教師と同様に、まずは企業に勤めて人脈を広げた後に、こっそり個人的に契約をするという方は多いと聞きます。個人的に契約すれば、本部から仲介料を取られず、依頼人のサービス料を丸ごと徴収が出来ます。

 個人契約の場合は、業務内容が更に広くなる可能性が有ります。清掃・料理や、運転代行の他に、帳簿の整理から税金計算の経理的な雑務を任される場合も有り、このように、能力次第では家事の領域を越えた、まるで秘書のように働く強者も居るようです。

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