やりくりを見る
同じ収入な上に、生活模様も殆ど変わらないにも拘わらず、銀行の貯蓄がまるで違うという現象は珍しくありません。
収入額が変わらないのに、何故そういった現象が起こりうるのか?
それは、お金の貯まる人は貯金の仕組みや方法を知っているからです。
また、無駄な出費への理解もあるでしょう。
貯金の方法は主に二つあります。本項では、その種類について触れていきます。
貯金には二種類ある
一つ目は「給料の二割は銀行に預ける」など、一定の間隔で固定的に貯金する方法です。
もう一つは、家計簿を見直して無駄な出費を抑える「節約」です。無駄な支出を省けば、節制した額だけ貯金へと回ります。
日本は貯蓄大国と言われる所以に、国民の殆どが前者を心掛けていることでしょう。程度に差はあっても、給料の全てを生活費・交際費に回す人は、ごく僅かだと認識しています。
同じ給料であり、しかも一緒に遊びに行ったりと、過度な節制をしてる訳でも無いのに、貯金額がまるで異なる。といったことは、後者の「節約による貯金」で差が広がっていくものです。
節約で無理は禁物
そして、この節約による貯金というものは意外と難しいものです。
これには節約術が不可欠であり、意識した上で知識が無ければ叶いません。
幸いにも、現代においては節約の知識なんてインターネットで無限に手に入ります。 よって大切なのは「まずは帳簿を付けて無駄な出費を知り、それらを無理なく省く」ことです。
この、「無理なく」が大切です。
「食費を抑える為に、栄養に気を遣わない」
「腰痛だけど交通機関を使いたくないから無理してでも歩いて出勤」
などの過度な節約は禁物です。
節約とは、小さいことの積み重ねによって成果が得られるものです。
自動販売機で120円の缶コーヒーを1日3本買うより、家から自分で作った麦茶を持ってくる。などの小さいことの反復がなによりの節約なのです。